HSPの人にとっての天職とは?自身の8年間の経歴からHSPの人に合う仕事を本気で模索してみた。
皆さんこんにちは☆
いかがお過ごしでしょうか?
今日は、HSPの人にとっての天職を本気で考えてみたいと思っています。
HSPの人は、繊細で空気に敏感な人が多いので気苦労が多くなかなか仕事が続かない為、転職を繰り返してしまう傾向にあるようです。
実際、HSPの人がどんな仕事に向いているんだろうと検索してみると、本当に多くの方が転職を繰り返しており驚きました。
実はそういう僕も、これまでに仕事が続かずに何度も転職を繰り返してきた1人です。
最近になり、自身がHSPであるという事を知り、何故仕事が続いてこなかったのか、本当の意味での原因、自己分析が出来たように思っています。
自分はダメな人間だ、社会不適合者なんだと自己否定を繰り返してきましたが、そうではなくて自分に合わない仕事を無理に頑張ろうとしてきたから続かなかっただけなんだという事を知りました。
だって丸い箱に四角いものを入れようとしても入らないですよね。
そんな単純な事を難しく難しく考えてきたように思っています。
そして最近になり、自身がHSPである事、だから合わない仕事を無理に続けようとして限界を感じ転職を繰り返してきた事を、ようやく両親や周りの人に理解してもらう事が出来ました。
本当にたくさん迷惑をかけてきました。
前置きが長くなりましたが… 僕は現在30歳なのですが、大学を卒業してから8年間。
その間に実に9回の転職をしてきました。
9回です!
自分でも驚いています。
よくそんなにたくさんしてきたなと思っています。
同時に、そんなにたくさん転職をしてきたのに、これまでに受け入れてくれた事業所さんに本当に感謝しています。
では、これから自身の経歴を分析していきたいと思います。
合っていた、合っていなかったという観点で見ていきたいと思います。
これまでの9回の転職をカテゴリーに分けると下のようになりました。
事務系 なんでも屋→4回(総務、団体職員(職業斡旋)、団体職員(会員企業相手の仕事)、企画)
事務 会計→1回(契約関係)
営業→2回
サービス系→2回(交通インフラ関係、塾の先生)
ざっくりと分けるとこんな感じです。
そしてこうして見てみると、事務系5回、営業系2回、サービス系2回の計9回となっています。
総務、団体職員(職業斡旋)、団体職員(会員企業相手の仕事)、企画の仕事を事務系 なんでも屋の同じカテゴリーにした理由は、それぞれの仕事が、1つの事を専門的にもくもくとしていれば良いというものではなく、なんでも屋さんの如く、様々な事をフットワーク軽くこなさなければならない仕事だったからです。
実際本当になんでもこなさなければならないオールマイティプレイヤーにならなければいけない仕事でした。
では、これからそれぞれの仕事の向いていた点、向いてなかった点について考えていきたいと思います。
給料などについては考慮しません。
それではいってみましょう!
①事務系 なんでも屋(総務)
こちらは現在自身が行っている仕事です。
向いていた点→
・たまに配送の仕事があり、外に出られる事。
向いていなかった点→
・電話応対がたくさんあり、落ち着いて仕事が出来ない。立場が一番弱く、他の人が全く電話に出てくれない(本当に様々な人から電話があり、疲れる。予約や予約変更、薬の問い合わせ、施設内のすべての電話にまず出て、該当する課へ転送しなければならない。中にはクレーム処理的なものも。だらだらと長く、結局要件が何なのか分からない電話が多い。)
・小さな事務所であり、人間関係に悩みがち(相手の表情やその日の機嫌を推し量り、常にぴりぴりした空気が神経に触る)
・仕事がない日はほとんど座ったままになる事
②事務系 団体職員(職業斡旋)
向いていた点→
・仕事柄、現場現場で人を配置して作業させる現場監督的な立場だった為、ちょこちょこ外に出られて気分転換が出来た(1人で)。また、現場での立場が自分が上だったのも良かった。
・割と時間通りに帰れて土日祝休みだった。
向いていなかった点→
・事務所の人間関係(立場も年齢も一番下で、特に直属の上司の性格に病まされた。自分のすぐ上の年齢で40代後半。他にも苦手な職員もおり、人間関係に悩みがちだった)
・電話応対をほとんどやらされる空気感
・仕事をどんどん押し付けられる
・人を入ってきた仕事毎にうまく振り分けなければならないので、人が足りずに出来ない仕事が出てくる事。また雨の日など、屋外での仕事が進まないと、予定がどんどん詰まってきて悩まされる事。(仕事に終わりがない)
③事務系 団体職員(会員企業相手の仕事)
向いていた点→なし
向いていなかった点→
・職場の人間関係(特に直属の上司が最悪だった)
・仕事を部下になすりつける
・会員企業相手の仕事で、会員企業にこびを売って常に下手な感じが嫌だった
・市役所などとの絡みが多かった。(煩わしいと感じる事が多かった)
・土日祝休みだったが、イベントなどで年に何度も休みが潰れる所
④事務系 企画
ちなみに新卒で入った会社でした。
向いていた点→
・たまに配送などで店舗まで一人で行く事があり、気分転換出来て良かった(1人で)。
・同じ部署の人間関係(過去一番良かった。みんな大変な中での仕事で、お互いを気遣いあっていた。また、女性が多かったが、女性特有のドロドロ感がなく、男が少ない職場だった為、逆に良くしてもらえた)
向いていなかった点→
・忙しすぎて疲弊した(過去一番なんでも屋な仕事で、事務から販売、企画、営業、イベントなどなんでもやらなきゃいけなかった。イベントが多く、目まぐるしい日々だった。)
・店舗でパン屋の研修があり、卑劣なイジメに合った(本部の人間という事で外部の会社の人間ぐるみでイジメに合った。)
・残業地獄(月平均60〜80時間くらい。ひどいときは100時間くらい)
・社長のワンマン企業だった(ブラックぎみ)
⑤事務系 契約関係
公務員系の事務でした。契約職員として働いてました。
向いていた点→
・1つの事だけをしていれば良かった点(物品の購入、契約事など)
・時間ぴったりに帰れた(さすがきちんとしてるなという感じだった)
・土日祝がしっかり休めて、有給も使い放題だった。
向いてなかった点→
・職場の人間関係(かなりピリピリしていて仲があまり良くなく、己は己的な雰囲気。気苦労があった。直属の上司と合わなかった。)
・机に向い続けて事務所から出られなかった(息がつまりそうだった)
・周りが高学歴だらけで劣等感を感じながら仕事をしていた。
・契約社員という任期付きの立場
⑥営業(薬系)
向いていた点→
・距離的に離れた場所が営業エリアで、車で1人になれた(片道で1時間くらいかかるが、車の運転で気が紛れた)
・ほとんど営業ノルマらしいものがなく、配送だけしていれば良かった
・土日祝はそれなりに休めた
向いていなかった点→
・取引先の相手にかなり気難しい人がいて、かなり病まされた
・製薬会社から下に見られていた(給与なども明らかに差があり、卑屈に感じながら働いていた。製薬会社の人からも馬鹿にされるような発言や態度があった)
・職場の人間関係(支店長からの当たりがかなりきつかった)
⑦営業(対工事)
向いていた点→
・福利厚生が良かった
・1人で営業活動をして、自分だけの時間が取れた事。また、自分で時間配分できた事
・土日祝がしっかり休めた
向いていなかった点→
・人間関係が過去一番悪かった。(ある先輩と課長の関係が悪く、その先輩と支店長が仲が良かった為、グチャグチャの人間関係の渦に巻き込まれた。誰についてもパワハラされる最悪の環境だった。最終的に矛先がすべて自分に向き、課長、支店長からの執拗な嫌がらせ、嫌味から精神を病み、退職。)
・営業ノルマが激しかった
⑧サービス系 (交通インフラ関係)
向いていた点→
・がんばって勉強してきた英語を活かせた
・色んな国籍、人との出会いがあり、様々な価値観に触れる事が出来た
・普段知らない新しい世界が見れた
向いていなかった点→
・残業がかなり多く、最長18時間勤務があった事で疲弊した
・人間関係が悪く、女性特有のドロドロした環境だった事。また、外国人の同僚に馴染めなかった
・休日がほとんどなく、しっかり休めなかった
・寮での生活(生活音やプライベートの希薄さ)
⑨サービス系 塾の先生
向いていた点→
・生徒達が本当にかわいく、学習指導も割と向いており、やりがいがあった
・教室長という立場で、1人できりもりする時間が長かった
向いていなかった点→
・保護者からのクレームや無理難題の矢面に立たされた事
・大学生の先生からコマ給を上げないと授業をボイコットされた事
・大学生の先生に直前になって授業を休まれたりして、その責任をすべて1人でかぶらなければならなかった事
・本部からの夏季冬季講習ノルマの圧力と、講師不足からの講習消化出来ない矛盾から本当に苦悩した。結果時間外授業、本来1対2までの授業が、1対5などを行うという質の悪い授業を行う無理を強いられた事。その結果生徒や保護者からの信頼を失いクレームを受けた事
・校舎運営に関わる事をほとんどすべて行わなければならなかった事(入塾対応なども)
以上、過去の自身の経歴を見ながら
①向いていた点 ②向いていなかった点についてまとめてみました。
次にその自己分析の結果を元に、どんな仕事ならば向いているのか、つまりHSPの自分にとっての天職になるのかについて考えていきたいと思います。 明日へ続く‥