HSPの人にとっての天職とは?自身の8年間の経歴からHSPの人に合う仕事を本気で模索してみた。その②

f:id:nonbiriikou11904:20190322194051j:image

皆さん、こんにちは!

 

今日は昨日に引き続き、自己分析の結果を元に、HSPの人に本当に向いている仕事=天職とは何かを考えていきたいと思います。  

 

まずは、HSPの僕の過去の職歴の中で、

①向いていた点

②向いてなかった点

それぞれの項目毎にまとめていきたいと思います。 

 

①向いていた点

1人になれる環境

・たまに配送の仕事があり、外に出られる事。

・たまに配送などで店舗まで一人で行く事があり、気分転換出来て良かった(1人で)。

・距離的に離れた場所が営業エリアで、車で1人になれた(片道で1時間くらいかかるが、車の運転で気が紛れた)

・1人で営業活動をして、自分だけの時間が取れた事。また、自分で時間配分できた事

・教室長という立場で、1人できりもりする時間が長かった

 

上記のように、良かった点をまとめていく中で、1人になれる環境や、車などで1人になれる時間の時に、僕はストレスを感じない事が分かりました。 

 

上司や同僚との人間関係がない、もしくは良好

・仕事柄、現場現場で人を配置して作業させる現場監督的な立場だった為、ちょこちょこ外に出られて気分転換が出来た(1人で)。また、現場での立場が自分が上だったのも良かった。

・同じ部署の人間関係(過去一番良かった。みんな大変な中での仕事で、お互いを気遣いあっていた。また、女性が多かったが、女性特有のドロドロ感がなく、男が少ない職場だった為、逆に良くしてもらえた)

 

また、上司からの圧力がなく、同僚との人間関係が良い時に僕はストレスがない事が分かりました。

 

数字のノルマがなく、1つの事に専念出来る環境

・1つの事だけをしていれば良かった点(物品の購入、契約事など)

・ほとんど営業ノルマらしいものがなく、配送だけしていれば良かった

 

営業ノルマがなく、1つの事に専念する仕事に向いている事も分かりました。

 

しっかり休める環境、充実した福利厚生

・土日祝がしっかり休めて、有給も使い放題だった。

・割と時間通りに帰れて土日祝休みだった

・時間ぴったりに帰れた(さすがきちんとしてるなという感じだった) 

・土日祝はそれなりに休めた

・福利厚生が良かった

・土日祝がしっかり休めた

 

やはり、時間通りに帰れてしっかりと休日がある環境が向いている事も分かりました。

 

 

やりがいがあり、目新しさがある環境

・がんばって勉強してきた英語を活かせた

・色んな国籍、人との出会いがあり、様々な価値観に触れる事が出来た

・普段知らない新しい世界が見れた

・生徒達が本当にかわいく、学習指導も割と向いており、やりがいがあった

 

また、もくもくとなにかをするだけではなく、新しい環境ややりがいを感じる事の出来る環境に向いている事も分かりました。

 

 

 

②向いていなかった点

電話応対がたくさんある

・電話応対がたくさんあり、落ち着いて仕事が出来ない。立場が一番弱く、他の人が全く電話に出てくれない(本当に様々な人から電話があり、疲れる。予約や予約変更、薬の問い合わせ、施設内のすべての電話にまず出て、該当する課へ転送しなければならない。中にはクレーム処理的なものも。だらだらと長く、結局要件が何なのか分からない電話が多い。)

・電話応対をほとんどやらされる空気感

 

まず電話応対がたくさんある職場は向いていない事が分かりました。必然的に事務所が向いていないことになります。また、営業や受付など、電話応対が多い仕事もなるべく避けたほうが良いと考えます。

 

人間関係が悪い

・小さな事務所であり、人間関係に悩みがち(相手の表情やその日の機嫌を推し量り、常にぴりぴりした空気が神経に触る)

・事務所の人間関係(立場も年齢も一番下で、特に直属の上司の性格に病まされた。自分のすぐ上の年齢で40代後半。他にも苦手な職員もおり、人間関係に悩みがちだった)

・職場の人間関係(特に直属の上司が最悪だった)

・職場の人間関係(かなりピリピリしていて仲があまり良くなく、己は己的な雰囲気。気苦労があった。直属の上司と合わなかった。)

・取引先の相手にかなり気難しい人がいて、かなり病まされた

・職場の人間関係(支店長からの当たりがかなりきつかった)

・人間関係が過去一番悪かった。(ある先輩と課長の関係が悪く、その先輩と支店長が仲が良かった為、グチャグチャの人間関係の渦に巻き込まれた。誰についてもパワハラされる最悪の環境だった。最終的に矛先がすべて自分に向き、課長、支店長からの執拗な嫌がらせ、嫌味から精神を病み、退職。)

・店舗でパン屋の研修があり、卑劣なイジメに合った(本部の人間という事で外部の会社の人間ぐるみでイジメに合った。)

・人間関係が悪く、女性特有のドロドロした環境だった事。また、外国人の同僚に馴染めなかった

・大学生の先生からコマ給を上げないと授業をボイコットされた事

 

圧倒的に多かった理由の第一位が人間関係の悪さでした。

やはり僕含めすべてのHSPの人にとっての問題だと感じました。また、上司などと二人で密接に関わる場面で、嫌われたり嫌がらせされると一発で終わる事もよく分かりました。

 

仕事やノルマの圧力があり、責任が重くのしかかる環境

・仕事をどんどん押し付けられる

・人を入ってきた仕事毎にうまく振り分けなければならないので、人が足りずに出来ない仕事が出てくる事。また雨の日など、屋外での仕事が進まないと、予定がどんどん詰まってきて悩まされる事。(仕事に終わりがない)

・保護者からのクレームや無理難題の矢面に立たされた事

・営業ノルマが激しかった

・本部からの夏季冬季講習ノルマの圧力と、講師不足からの講習消化出来ない矛盾から本当に苦悩した。結果時間外授業、本来1対2までの授業が、1対5などを行うという質の悪い授業を行う無理を強いられた事。その結果生徒や保護者からの信頼を失いクレームを受けた事

・大学生の先生に直前になって授業を休まれたりして、その責任をすべて1人でかぶらなければならなかった事

・仕事を部下になすりつける

・校舎運営に関わる事をほとんどすべて行わなければならなかった事(入塾対応なども)

 

やはり、営業ノルマなどはもちろん、1人になれる環境であっても、仕事を素早くさばいていく、責任が自分にのしかかるような環境は自分には向いていない事がよく分かりました。

 

事務所などに閉じ込められて外に出られない環境

・仕事がない日はほとんど座ったままになる事

・机に向い続けて事務所から出られなかった(息がつまりそうだった)

 

僕は事務所などでもくもくと仕事をするのが苦手な事が分かりました。

なぜなら、誰かの機嫌や声色、表情などを勝手に推し量り、神経にピリピリと触るからだと思います。神経質なHSPには、狭い事務仕事は向いていないんだと思います。一人なら最高ですが‥

 

誰かの下の立場になるような環境

・会員企業相手の仕事で、会員企業にこびを売って常に下手な感じが嫌だった

・周りが高学歴だらけで劣等感を感じながら仕事をしていた。

・製薬会社から下に見られていた(給与なども明らかに差があり、卑屈に感じながら働いていた。製薬会社の人からも馬鹿にされるような発言や態度があった)

・社長のワンマン企業だった(ブラックぎみ)

・市役所などとの絡みが多かった。(煩わしいと感じる事が多かった)

契約社員という任期付きの立場

 

卑屈になったり自信をなくしていく事が多かったように思います。 

 

忙しすぎる環境

・忙しすぎて疲弊した(過去一番なんでも屋な仕事で、事務から販売、企画、営業、イベントなどなんでもやらなきゃいけなかった。イベントが多く、目まぐるしい日々だった。)

・残業地獄(月平均60〜80時間くらい。ひどいときは100時間くらい)

・残業がかなり多く、最長18時間勤務があった事で疲弊した

 

忙しすぎる環境では、仕事が続かない事が分かりました。  

 

休みが十分に取れない環境

・土日祝休みだったが、イベントなどで年に何度も休みが潰れる所

向いていなかった点→

・休日がほとんどなく、しっかり休めなかった

・寮での生活(生活音やプライベートの希薄さ)

 

やはりゆっくりと自分の時間を取る時間がなければ僕は無理だと言うことが分かりました。

 

まとめてみます。

 

向いている仕事とは?

・1人になれる環境

・上司や同僚との人間関係がない、もしくは良好

・数字のノルマがなく、1つの事に専念出来る環境

・しっかり休める環境、充実した福利厚生

・やりがいがあり、目新しさがある環境

 

やはり、1人でマイペースに出来る仕事が一番ですよね。

 

また、密接な人間関係がない職場が合うのでしょう。

 

ただ、人間関係と言っても関わる人が取引先の人や社外の人など、節度と距離感を持って付き合えるなら大分違ってくると感じています。  

 

また、専門的になにかをしていれば良いという事も大事なポイントかと思います。様々な仕事が次から次に‥などは向いてないでしょう。やはり、プレッシャーがかからない仕事に越したことはありません。

 

また、しっかりと休めて自分の時間を取る事の出来る環境が必要であると感じています。

 

そして、何よりも大事なのがやりがいや、目新しさなど、飽きっぽい自分にはこうした事が仕事には必要な事が分かりました。

 

ネットでHSPの人の性質について読んだのですが、HSPの人は、人一倍繊細で他の人が気付かないような音に気付いたり、豊かな感性があるようです。

それゆえに、HSPの人は究極的には、芸術家などに向いているそうです。

 

そして、自分が興味のない事ややりがいを感じられない事は続かないとも書かれていました。

 

僕は典型的なHSPのため、きっとこの記事を見ている皆さんにも共感してもらえる部分があると思います。

 

後ほど、そんなHSPの人の天職を探してみたいと思います。

 

向いていない仕事とは?

では逆にこういう仕事は避けたほうが良いというものは何でしょうか? 

・電話応対がたくさんある

・人間関係が悪い

・仕事やノルマの圧力があり、責任が重くのしかかる環境

・事務所などに閉じ込められて外に出られない環境

・誰かの下の立場になるような環境

・忙しすぎる環境

・休みが十分に取れない環境 

以上が向いてない仕事になります。

 

まず思うことは事務の仕事は典型的にHSPの人には向いていないという事になるかと思います。

 

確かに、HSPの人の中には事務仕事をもくもくとやっている方が楽という人もいるかとは思います。そして、先程挙げたように専門的な事を出来る環境はHSPの人には向いていると思っています。

 

しかし、事務の仕事は、仕事の中にやりがいを求めるHSPの人には、なかなかやりがいを感じにくい仕事なのではないかと思っています。

 

さらに、事務仕事には2つのネックがあります。

 

1つ目は電話応対。電話がいつ鳴るか分からず、仕事をしていても強制的に中断させられます。相手によっては、どんな事を言われるか分からず、繊細なHSPには神経に触るので良くないと考えます。電話が鳴りっぱなしで、さらに入ったばかりの会社で立場が弱ければ半ば強制的に電話に出なければならないでしょう。

 

また、2つ目の理由。それは、事務所は上司や同僚との距離感が近く、1人の時間を大切にするHSPには、負担が重いからです。そういう人達の態度や空気感に一喜一憂して神経をすり減らしてしまいます。全員が全員良い人とも限らず、入ったばかりの会社では立場が弱く、何かと上から言われたり、パワハラなどの対象になりやすいです。

 

また、営業などの仕事もHSPには合っていない仕事になります。

 

なぜなら、営業にはもれなくノルマの圧力があり、上記の向いていない点①責任が重くのしかかる環境、②誰かの下の立場になるような環境、③忙しすぎる環境といった項目に該当するからです。  

 

やはり、ノルマがない仕事の方が良いと思いますし、取引先のお客さんなどのわがままといった、下の立場になる事の多い営業の仕事は避けたほうが良いと考えます。

 

また、事務や営業に限らず、上記のような向いていない点の項目をあなたが今している仕事、これからしようとしている仕事に照らし合わせてみることで、少しでも自分に合っていない仕事をふるい分ける事が出来るのではないかと考えます。  

 

今回は僕の苦手な事を基準にはしていますが、例外なくHSPの人には該当している項目だと思います。

 

典型的なHSPの僕がこれまでにやってみて合わなかった事なので、同じような苦しみを味わってもらいたくありません。天職に出会う為にも、これらの点をぜひぜひ参考にしてもらいたいと思っています。

 

HSPの人の天職とは?

それではHSPの人にとっての天職は何なのでしょうか?

下記の

・1人になれる環境

・上司や同僚との人間関係がない、もしくは良好

・数字のノルマがなく、1つの事に専念出来る環境

・しっかり休める環境、充実した福利厚生

・やりがいがあり、目新しさがある環境

に照らし合わせながら提案してみたいと思います!

 

ブロガーなどのパソコンを使った仕事

ほとんど完璧ではないでしょうか。

これ以上の仕事はないのではないかと思っています。さらに、自分が興味がある事を記事に出来ますし、ネックの人間関係もありませんね。そして場所も選びません。たまには場所を変えてこじんまりしたカフェなどを開拓するのも良さそうです。   

ただ、今回は考慮していない金銭的な面では不安が残りますよね。

そんな方は、クラウドワークスなどを使えば、パソコン1台で様々な仕事が出来るようです!

こちら→https://crowdworks.jp/

 

なんと月に20万位稼いでる方もざらにいるみたいですよ!希望が持てる額だと思いませんか?

実は僕も気になっていて、試してみたいなと思っています!

また別の機会に、クラウドワークスを試してみてどのくらい稼げるかなど記事にしてみたいと思っています!

 

バイヤー

これも色んなサイトでHSPの人に向いていると書かれていますが、確かに一理あると思っています。

バイヤーと言っても様々ですが(例えば、どこかの会社に属しながら海外などに買い付けに行くなど)、僕はフランチャイズなどで独立する方法なんてアリじゃないかなと思っています。

大黒屋や、おたからやなどのフランチャイズを色々調べてみましたが、悪い事があまり書かれていない印象でした。 

また、買い取りビジネスなどの市場は不景気に強いみたいです。

そう考えると、自分での独立は人間関係などのストレスもなく、マイペースに出来そうな感じがします。それで稼いで生活出来たらかなり良いと思いませんか?

 

直行直帰型の配送や営業(ノルマなし)

こちらもかなりオススメかなと思いました!

配送だけの仕事で、ノルマのない仕事は探すとかなりたくさんありました。(生協の配達など。しかも正社員もかなりありました。)

 

そして色々探してると、こんな仕事を見つけました!

 

https://www.asahibeer.co.jp/keiyaku_part_saiyou/fp/index.psp.html

アサヒビール契約社員です。

 

フィールドパートナーという仕事みたいなのですが、ほとんど全国で常に募集中です。

そして、ネットで転職会議やvolkerなどで働いてた人の口コミを見ましたが、良いことばかり書かれてます。

ただ、3年で契約打ち切りの可能性が高そうです。

しかし、直行直帰で、ほとんど1人仕事ですし、人間関係もかなり良いみたいですよ。

また、年収も400〜500万で、土日祝休みとさすがアサヒビールですよね!

仕事もやりがいがありそうです☆

 

そして、契約打ち切りまでの間にお金を貯めて、新しい仕事を探すも良し、フランチャイズなどで仕事をやるのもありじゃないでしょうか?

考え方によっては、HSPの方にかなりオススメの仕事かと思っています。

 

僕もこの仕事、今かなり気になっていて、受けてみようか本気で考えてます!

もし働く事があれば、また説得力のある記事も書けそうです!

ぜひ、チェックしてみてください。

 

塾や家庭教師の講師

塾の講師の仕事です。

実際に僕も学生時代にやっていたんですが、お金はあまり稼げませんがかなりオススメです。 

とは言っても、週5日くらい入れば12〜13万円くらいは稼げます!僕が働いてた所は、1コマ80分1850円でした。

 

また、講師は確かに1人になれる環境には該当しません。

それではなぜ、HSPの方にオススメなのか。

説明していきます。

 

塾には他の講師もいますが、ほとんど関わる事はありませんし、全く話さない人もたくさんいましたが、全然問題ありませんでした。

 

そして教室の責任者とも、授業のスケジュールの予定の話し合いや、事務的な会話しかしません。

ほとんど人間関係の煩わしさもなく、やりがいがあり、楽しい仕事かと思います。

 

また、塾や家庭教師は自分が上の立場で小、中学生に勉強を教える立場です。 

学生も指導とはいえ、もくもくと学生も問題を解いており、解説の時間に自分が教えるだけです。

そして、目に見えて成績が上がってくると、すごくやりがいがあり、学生とも仲良くなるのでどんどん情が移ってかわいくなります。

 

まだ、やった事のない方はぜひ試してみると良いかと思います。

 

 

 

いかがでしたでしょうか?

やはり、HSPの人にとってどんな仕事で生きていくかというのは大きな問題だと思います。

しかし、考え方や視点を変えればできる事も変わってきて気持ちが楽になると思ってます。

少しでも皆さんの参考になればうれしいです。お付き合い頂きまして、ありがとうございました!