HSPってなに?細かな事が気になる人や強迫性障害で苦しい人、もしかしたらあなたはHSPかもしれません。


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こんにちは。

 

今日はHSP(エイチエスピー)についてお話していきたいと思います。

 

HSPは、Highly Sensitive Personの頭文字を取った言葉で、細かな事が気になってしまう方や、人の感情やその場の雰囲気を繊細に受け取り過ぎてしまう人などを指す言葉です。

 

その結果、普通に暮らしていても疲弊してしまう事が多く、何故自分はこんなにダメな人間なんだろう。弱い人間なんだろうと悩む事になってしまいます。

 

HSP(エイチエスピー)はよく発達障害精神疾患などと同じように捉えられてしまう事もあるみたいなのですが、HSPは決して病気ではありません

 

 

実際、このHSPというものに気付くまでに、自分はなんてダメな人間なんだろうと自己否定を繰り返して生きてきました。

 

だけどこれだけは知ってもらいたい。

 

HSPは甘えや病気ではなく、生まれもった性格であるという事。

 

そしてこのHSP=繊細すぎる人間 は、人口の5人に1人という調査結果があるそうです。

 

5人に1人!

 

驚きの人数だと思いませんか?

 

そうなんです。少なからず5人に1人が生きづらさを感じながら暮らしているんですよね。

 

僕はこの事実を知った時に僕だけじゃなくて、他にもたくさんの同じ繊細な人間がいると思えて心強く思えました。本当に。

 

そして同時に僕と同じように、自分の事を勘違いしている方がたくさんいるのではないかなと思いました。

 

また後日詳しく書きたいと思っていますが、僕は大学2年生の頃からある精神病と戦っています。

 

強迫性障害という精神病です。

 

そして僕の場合特定の病気に対して異常に怖がり、恐れてしまうというもの。疾病恐怖(しっぺいきょうふ)というらしいです。

 

その精神病を発症してからうつ病で生きる希望をなくした日や暗いトンネルを歩いているような大学時代、繰り返す転職で自信を無くしすり減らすように苦しむ日、そうした日々を今日まで乗り越えてきました。

 

もうだめだと思った事は一度や二度ではありません。

 

でもようやく最近になり、このHSPという言葉を知りある大きな発見がありました。

 

僕は急に精神病を発症した訳ではない。

HSPという自身の性格が、強迫性障害を引き起こしたんだ。

 

この気付きは本当に本当に大きかったです。

 

HSPという繊細すぎるがゆえの性格の延長に、様々な自身を取り巻く環境を敏感に受け取り過ぎてしまい、いつの間にか病気というものに目を向けるようになってしまっていたんですよね。

 

そしてその病気というものを毎日、毎日考えているうちに、いつの間にか握りしめて離さないようになっていた事。

 

そしてその結果、強迫性障害という精神病を発症してしまったという事に30歳になりようやく気付く事が出来ました。

 

僕は気が触れた訳じゃなかったんだ。

 

真面目に真剣に生きてきた自分の事がようやく好きになれた瞬間でした。

 

今までおつかれさんおれ。

 

そう思えたんですよね。

 

そして同時に、神経質過ぎて生きづらさを感じている人や、同じように強迫性障害(疾病恐怖)を発症している人が、本当は自分がHSPという性格の上にこうした生きづらさや病気を発症する事になってしまった事に気付いていない人が世の中にたくさんいるのではないかと思いました。

 

そう思うとブログを始めずにはいられませんでした。

 

そしてこのブログを通じて、同じ病気で悩む人と繋がる事が出来たならどれだけ心強いだろうとも。

 

そう。自分自身にとっても、どこかにいる同じ生き辛さを感じてきた人と繋がる事で励まし励まされるような場所がずっと欲しかったんですよね。

 

このブログがそんな場所になる事を願ってやみません。